男性7人組のグループ「7ORDER」が、2021年1月13日にアルバムをリリースしメジャーデビューすることが決まりました。
7ORDERは全員がジャニーズ事務所を退所したメンバーで、ジャニーズJr.時代は人気の高かった「Love-tune」というグループで活躍していました。
ネット上では、7ORDERが「急にジャニーズ内で干され始めたのはなぜ?」とか「どうして突然退所したのか?」と話題です。
そこで今回の記事では7ORDERがジャニーズで干された理由や、退所のきっかけに迫ってみたいと思います。
<この記事は約3分で読めます>
7ORDERがジャニーズ干された理由は?
7ORDERのメンバー7人は、全員が元ジャニーズJr.で、同じ「Love-tune」というグループに所属していました。
このLove-tuneはジャニーズJr.内でもトップクラスの人気を誇っていましたが、2018年11月末にグループを解散し、7人全員が事務所を退所することが突然発表されました。
ジャニーズ事務所は通常、ジュニアの退所を公表することはないのですが、Love-tuneに関しては公式サイト「ジャニーズジュニア情報局」で発表されました。
人気があったのに不可解な解散&退所…。裏では一体何が起きていたのでしょうか。
Love-tune(現:7ORDER)はどれくらい人気があった?
ジャニーズJr.のグループ「Love-tune」は2016年の5月21日に結成されました。
人気は順調に右肩上がりを続け、まだデビューもしていないジャニーズJr.でありながら横浜アリーナや大阪城ホール、Zepp divercityでの単独ライブをするほどに!
また、個人でもジャニーズの舞台に出演したり、その他の舞台や映画などへの出演も充実していました。
さらに、Love-Tuneはメンバーの多くが20歳を超えている「大人Jr.」としても独自の魅力を発揮していましたよ。
大げさではなく、ジュニア時代の「SixTones」や「Snow Man」と肩を並べるほどの人気があったのです。
Love-tune(現:7ORDER)はいつから干され始めた?
ジャニーズJr.でありながら、めちゃくちゃ人気のあったLove-tune。
解散の前年である2017年はメンバー自身も「充実していた」と語るほど絶好調だったのですが、2018年に入ると徐々に「干されてる?」と思うような状況に…。
- ジャニーズJr.の番組での露出が減る
- ジャニーズJr.のYoutube開設からハブられる
- 雑誌掲載のページ数が減り、メンバーの個人仕事の際しか載らなくなる
ついには、2018年5月にテレビ出演したのを最後にLove-tuneのグループ活動は皆無になってしまうのです。
ジュニアの番組にも雑誌にもイベントにも出なくなったLove-tune。
人気がなくなれば活躍の場がなくなるのは当然ですが、Love-tuneの場合そうではないので、露出がゼロになるのは不自然と言わざるを得ない状況ですね…。
そして2018年11月末に、いきなりの「Love-tune解散&メンバー全員退所」の発表。
ファンが受けた衝撃は計り知れないものがあったようです。
7ORDERの退所のきっかけは契約書?
Love-tune(現:7ORDER)が、ジャニーズ事務所で干され&退所することになったきっかけは何だったのでしょうか。
ジャニーズ事務所との契約書にすぐサインしなかったから?
2018年初頭に、ジャニーズ事務所はジャニーズJr.とも専属契約を結ぶことを決定。
文春オンラインの記事によると、事務所は2018年1月10日Love-tuneのほか、SixTONESやSnow Man、Travis Japanを招集して契約内容を説明し、契約書へのサインを求めました。
しかし、Love-tuneはその場でサインをせず一旦持ち帰りたいと申し出て許可されたにもかかわらず、それ以降テレビや雑誌への露出が激減したというのです。
一般的にきちんと契約を交わせば給与などの待遇が保証されるのでタレント側にとってもいい話だと思われますが、なぜLove-tuneはすぐにサインをしなかったのでしょうか?
さまざまな記事で報道されている理由としては、
- 契約書にサインしなくても仕事や給与に関係はないと言われた
- メンバー7人がバラバラのグループに編成されるのが嫌だった
- 若いキンプリに先を越されて不満だった
- 年齢的に自分たちにチャンスはないと考えた
などがあります。
どれもジャニーズ事務所や7ORDERのメンバーが語った内容ではないので、憶測にしかすぎません…。
週刊文春の記事では、Love-tuneが契約書を一旦持ち帰った件に関して、ジャニーズ事務所社長のジュリー氏は「彼らに仕事を与えなくていい」との考えを示したと書かれています。
2018年1月に契約書のごたごたがあり、それ以降徐々にLove-tuneが干されていった事実を見ると、本当かも…と思ってしまう状況です。
とはいえ、大事な契約なので持ち帰って検討するくらいの猶予はあげてもよかったのでは?と感じますよね。
すぐサインしなかったというだけでLove-tuneが干され、その場で契約書にサインしたSixTONESやSnow Manはその後メジャーデビューしていることも気になります。
事務所の言うことを聞いたグループは優遇する事務所なのか…という印象を与えかねない事例です。
干されたのではなく辞める準備をしていた?
Love-tuneの露出がどんどん減っていったのは干されたのではなく、前出の契約書の前から事務所を辞める準備をしていた…という考え方もできますね。
とはいえ、20歳を超えたメンバーの多いLove-tuneはおそらくプロ意識や責任感も高かったと思うので、辞めるからといって仕事を自分たちから放棄するようなことはしないのではないでしょうか。
退所後もアイドルを続けるなら、なおさらファンへのアピールは大事ですよね。
Love-Tuneのメンバーは契約期間満了まではしっかりと仕事をしたいと思っていたと考えるのが普通ではないでしょうか。
ジャニーズ事務所は円満退社を強調
2018年に入ってからLove-tuneの露出が減りファンの間で不安・不信が募っていたなか、2018年11月30日にジャニーズ事務所はいきなりLove-tuneの解散と退所を発表しました。
ジャニーズJr.の退所を公表するのは異例中の異例です。
下記はジャニーズ事務所が発表した文書ですが、話し合いを重ねたがメンバーの意思が固かった…という表現をしていますね。
メンバー7名は、10代の頃からジャニーズJr.として活躍してまいりましたが、20歳を過ぎ、一人の社会人としての将来を考えておりましたので、この数カ月間、メンバーと事務所との話し合いの場を持って参りました。
責任ある立場の者がメンバー全体、そして個別に話し合いましたが、7名それぞれが自分の道を進みたいという意志は固く、退所という道を選ぶこととなりました。引用元はこちら
その一方で、Love-tuneのメンバーたちが「もう1度契約を交わしたい」と申し入れたが事務所から「今さらサインしても遅い。Love-tuneには戻れない」と言われた…という週刊文春の記事もあります。
いずれにせよ、これだけいろいろな記事が出ているということは、Love-Tuneの退所に際しては少なからぬゴタゴタがあったという証拠とも言えます。