ムミーンとは、2021年8月26日にツイッターのトレンドにあがったワード。
聞きなれない単語ですが、どうやらスウェーデン生まれのキャラクター「ムーミン」やDHCと関係があるようです。
そこで今回は、ムミーンが話題になっている理由や、ムミーンという言葉を考えた人、ムミーンの目的について調べてみました。
<この記事は約2分で読めます>
ムミーンって何のこと?
ツイッターで2021年8月26日にトレンドに入ったのがムミーンという言葉。
パッと見で「ムーミン」と読み間違った人も多いようですが、「ムミーン」です。
ちなみに、ムーミンといえば下記のキャラクターですね。
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— ムーミン公式 (@moomin_jp) August 5, 2021
一体このムミーンとは、何のことなのでしょうか?
ムミーンを考えたのはDHC擁護派ネトウヨ!
ムミーンが話題になった発端は、とあるツイッターユーザーのつぶやきです。
下記がそのツイートで、2021年8月25日のものです。※現在下記アカウントは削除されています。
ツイート内容を要約すると
- 私はムミーンもDHCも大好き
- コラボのリップが欲しい
- しかしムミーンのことは嫌いになった
- お隣の国(韓国か)が日本に何をしてきたか?と問いかけ
- DHCは好きで品質も良いので使い続ける
上記内容から推察するにツイートした人は、ムミーンことムーミンがDHCとのライセンス契約をやめ、コラボ商品の発売を中止したことに対して不満を持っているようです。
この人はDHCのファンのようなので、急にコラボをやめたムーミン(ムミーン)に怒っているのですね。
またほかにもムーミンとDHCのコラボ中止に怒っている人が、下記のようなツイートをしていました。
上記ツイートではムーミンとDHCの記事を引用しつつ、「ちょっとスエーデンの近頃の反日は許せない」と書かれていますね。
恐らくムーミンのことを批判したいようですが、記述に間違いが多いと思いませんか。
<上記ツイートの間違っているところ>
- ムーミンはスエデーンではなくフィンランド
- 日本語表記はスウェーデンが正しい
これら2件のツイートについて、ネット上では「DHC擁護のネトウヨが騒いでいる」などと言われています。
ネトウヨのツイートだと言われている理由は下記の通りです。
- 1つ目のツイートは、差別騒動を起こしたDHCを擁護し、お隣の国(韓国か?)が日本に何をしたか?と問うている
- 2つ目のツイートは、わざわざ反日を絡めて話題にしている
ではなぜ、DHCを擁護するとネトウヨといわれるのでしょうか。
ムーミン(ムミーン)がDHCとのコラボを中止した理由
DHCを擁護するとネトウヨといわれる理由は、DHCが右翼的な思想の文書を公開したことがあるからです。
その文書とは、2020年11月にDHCの公式オンラインショップに掲載された「ヤケクソくじ」というタイトルのもので、DHCの吉田会長名義で発表されました。
画像引用元:twitter
この文書の内容には、在日コリアンへの差別表現や蔑称が含まれていて、当時大変な話題になりましたね。
問題の文書は、話題になってから半年後の2021年6月までに削除されました。
しかしDHCは文書を削除した理由はもちろん、批判された後も長らく削除しなかった理由も明らかにしていません。
DHCは会長自らが在日コリアンに差別的な思想を持っているとされ、ネット上ではDHCを擁護=ネトウヨと認識されているようです。
上記のようなDHCの姿勢を問題視したムーミンキャラクターズ社が、DHCとのコラボを中止するのは無理もないように思えますね。
ムミーンの目的は検索避けか?
トレンドになった「ムミーン」はDHC絡みでつぶやかれていることから、ムーミンを指していることはほぼ間違いないでしょう。
ではなぜ、間違った単語のままであえてツイートしているのでしょうか?
ネット上では検索避けなのでは?という声も多数ありました。
検索避けとは、否定的な内容でツイートするとファンや本人の目に留まって厄介なことになるので、検索に引っかからないようあえて誤字のままツイートすること。
わざとだとしたら検索避けってのもある気がするけどムミーン
— 白いいちご (@15whiteberry) August 25, 2021
『ムミーン』はちらほら見かけるけど、『スエデーン』とか見ていると日本語下手すぎってよりも、検索避けした可能性がまだあると考えるかな。
— シバヤアヤコ (@uni9_ayako) August 26, 2021
ムーミンを批判したいけど、ムーミンキャラクターズ社から訴えられたら面倒…。
そこでムーミンと見間違えるような「ムミーン」や、フィンランドと同じ北欧を思わせる「スエデーン」という単語を使ってツイートしたと考えられます。
ムミーンに対する世間の声は?
ムミーンという言葉は、ほぼムーミンのことだとわかりました。
ネット上では、ムミーンについて多くの人がつぶやいていたのでいくつかご紹介しましょう!
まずは、ムミーンやスエデーンの間違いについて冷静に突っ込む人のツイートを。
「スエデーンの近頃の反日は許せない」
「ムミーン」「愛国」のくせにカタカナ表記も覚束ない者がいるようですね🙄
そもそもムーミンはフィンランドですよ🙄
— 法學院狂魔 (@Adepteater029) August 25, 2021
スエデーンやムミーンという語感が面白くて笑ってしまうという人もいました。
スエデーンのムミーンwww
ダメだ……検索避けだとしても、笑える……こういうの弱いのwww
あとムーミンはフィンランド……
— ぼうえんぎょ (@bouengyo) August 25, 2021
ムミーンについては大喜利のようになっている節も…。
ムーミンには「恥ずかしがらないで」と言いたいけど、ムミーンには「ちょっとは恥ずかしがれよ」と言いたい
— カニ岡 (@LarkChillout) August 25, 2021
ヒンランドとスエーデンで生まれたキャラ「ムミーン」なら、まあ、DHCとコラボしても良いんじゃないだろうか。
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) August 26, 2021
イラストの上手な人は、ムミーンをキャラ化していました!
何だよムミーンって
Q〜ミンでも喰らえ pic.twitter.com/YkqouR7RP5
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) August 25, 2021
ムミーンという言葉で、修学旅行のお土産を思い出した人も…。
ムミーンは知らんけど、高校の頃に修学旅行のお土産コーナーで見たTシャツ pic.twitter.com/6csRtHtXd6
— 多中準 (@darekanobetua) August 26, 2021
ムミーンはなかなか根深い問題をはらんでいる話題ですが、ツイッター上では楽しんでいる人が多いようでした。