水谷隼さんは日本を代表する卓球選手で、東京五輪では混合ダブルスで金メダルを獲得しました。
そんな水谷隼さんが試合中にかけているサングラスのブランドやメーカーが話題です。
そこで今回の記事では水谷隼さんのメガネのメーカーであるスワンズの情報や、試合中にメガネをかける理由、いつからメガネなのか?についてまとめていきます。
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水谷隼のメガネのメーカーはスワンズ
水谷隼さんが着けているメガネは、アスリート用グラスのブランド「SWANS(スワンズ)」の「E-NOX NEURON20’(イーノックスニューロン20’)」です。
価格は17,600円(税込)。
画像引用元:https://www.swans.co.jp/product/sunglass/ballsports.html
上記画像の水谷隼さんが着けているレンズは「ブルーミラー×スモーク」タイプ。
これはラインナップの中で最も光を抑えられるレンズカラーとのこと。
このメガネは山本光学が製作している日本製で、日本人の骨格にフィットするように作られています。
試合中の画像を見ると、水谷隼さんはメガネを逆さに装着しているように見えますが、これは正しい着け方です。
レンズの下側からつるが伸びている独特の形状ですが、重心を低く抑えることで振動によるブレやズレを極限まで抑えられるそうです。
また、後頭部に当たるつるの内側には、上下運動によってメガネがズレるのを防ぐノンスリッパ―を採用。
卓球選手にぴったりのメガネといえますね!
水谷隼さんもプレー中にメガネをかけ直したりすることもなく使えています。
ちなみに、SWANSは水谷隼さんのスポンサーではないので、自分で商品を購入したと思われます。
水谷隼のメガネはどこで買える?
山本光学のSWANSシリーズを購入できる直営店は、東京と大阪にあります。
<東京>
- SWANS STORE東京店:東京都千代田区神田小川町2-4-6 OUTODOOR PLAZAビル1F
- SWANS PARTNER STORE by SPECS SPORTS新宿三丁目店:東京都新宿区新宿3-28-2 ルナージュB1~2F オグラ眼鏡SPECS新宿三丁目店2F
<大阪>
- SWANS STORE LINKS UMEDA店:大阪府大阪市北区大深町1-1 ヨドバシ梅田タワーLINKS UMEDA2階
- スワンズ・コミュニケーションセンター大阪:大阪府東大阪市長堂3-26-9
試着しなくても良いという方は、SWANSの公式オンラインストアでも購入できます。
水谷隼が試合中にメガネをかける理由
水谷隼さんが試合中にメガネをかける理由は、メディアの照明や広告板の光のせいでボールが見えにくくなるから。
2019年の1月頃に受けたインタビューで、観客席が暗く卓球台だけが明るい試合だと球がまったく見えなくなると明かしていました。
自分の目の症状について「日常生活に支障はない。でも “特定の条件”になった時に球がまったく見えない。つまり、卓球台の周囲が暗くて、台にだけ白い光が当たっている。そして周囲が電光掲示板で囲われている場合、ほとんど球は見えていません」と明かす。Tリーグにしろ、ワールドツアーにしろ、大抵の場合、大きな試合であれば客席が暗く、卓球台はライトアップされ、周囲はLED掲示板のスポンサー表示が並んでいる。もしこの言葉が本当なら大舞台の試合はほとんど球が見えていなかったということになる。
引用元:https://rallys.online/person/player-voice/mizutani02/
下記画像はTリーグのものですが、客席が暗く、卓球台だけが明るい会場ですね。
国内外を問わず、近年の卓球会場はこういうタイプがとても多いです。
水谷隼さんによると卓球会場に電光掲示板が導入され始めたのは2014年頃のこと。
その光の影響かはわかりませんが、もともと1.5あった水谷隼さんの視力が、左目だけ急に0.3まで落ちてしまったそう。
そのため水谷隼さんは左目だけレーシック手術をうけて視力を戻しました。
よく水谷隼さんがメガネをかけるのはレーシック手術のせいだと言われていますが、それは誤りです。
なぜなら水谷隼さんがレーシックを受けてからの活躍はすばらしいものだったから。
- 2016年リオ五輪で日本初のメダル(シングルス銅)
- 2016年リオ五輪の団体で銀メダル
- 2017年世界ランキング4位
- 2017年全日本選手権4連覇
- 2019年全日本選手権で10回目の優勝
- 2021年東京五輪で初の金メダル(混合ダブルス) …等
水谷隼さんの視力が急激に低下したのも、球が見えにくくなったのは、卓球会場の電光掲示板や照明の影響が少なからずあるように思えます。
水谷隼さんは、そうした強い光を抑えるためにメガネをするようになりました。
水谷隼はいつからメガネをかけ始めた?
水谷隼さんは2016年に開催されたリオ五輪で日本の卓球シングルスで初のメダルを獲得しました。
大活躍だったリオ五輪の試合中、水谷隼さんはメガネをかけていませんでした。
そのため、東京五輪で久しぶりに水谷隼さんを見た多くの視聴者は、「なんでメガネかけてるの?」と思ったようです。
水谷隼さんは、いつメガネをかけ始めたのでしょうか?
水谷隼さんは2017年の全日本選手権で4年連続かつ9回目の優勝を果たしましたが、まだメガネをかけていません。
2018年の全日本選手権では、当時14歳の張本智弘に敗れ、5連覇を逃しました。
このときもまだメガネはかけていませんね。
2019年1月に開催された全日本選手権で水谷隼さんは10回目の優勝を果たしました。
この試合の際も水谷隼さんはメガネをしていません。
しかし上記から約1か月後の2019年2月24日、Tリーグの試合に登場した水谷隼さんは眼鏡をしていました!
メガネのおかげでどんな試合会場でも結果が残せるようになって、本当によかったです!
卓球はカラダだけでなく、目も酷使する競技です。
今後は水谷隼さんのようにメガネをかける選手が増えてくるかもしれませんね。