北京五輪スノボの男子ハーフパイプで、平野歩夢選手が金メダルを獲得しました。
結果的には優勝できましたが、平野歩夢選手の2回目の採点が異様に低すぎたことが問題となっています。
低い採点をつけたジャッジは、一体どの国の誰なのでしょうか?
そこで今回の記事では、平野歩夢選手の2回目採点を低くしたジャッジは誰なのか?、またハーフパイプの各国審判の名前を調べました。
<この記事は約2分で読めます>
平野歩夢2回目の採点が不可解に低かった
平野歩夢選手が男子ハーフパイプ決勝の2回目に、史上最高難度のルーティンを実施しました。
各国の実況者もTVの前の視聴者もあまりの高い跳躍と技術に驚き、「きっと高得点が出る!」と多くの人がが思っていました。
しかし、採点結果はなんと91.75で、2位という結果…。
その後3回目の滑走で平野歩夢選手は、2回目と同じルーティンを成功させ96.0点を獲得し、金メダルとなりました。
平野歩夢選手が勝てたから良いで済まされない。
2回目の採点はおかしすぎます。
きちんとした得点が出てれば
3回目で新技が見れたかもしれないのに。#北京オリンピック #スノーボード#男子ハーフパイプ pic.twitter.com/lMTz8aqQWg— 福富👪懸賞 (@Du5HnQvR7J7GZmP) February 11, 2022
2回目と3回目は同じルーティンを成功させたのに、点差が約5点もありますよね。
しかも平野歩夢選手は史上初の大技を成功させたのに、この低い点数…。
そのため、この採点はミスでは?などと物議を醸しています。
低い点数をつけたのはアメリカのジャッジ!
平野歩夢選手の2回目の滑走で、「89点」という低い採点をしたのはアメリカの審判でした。
下記がその時の画像です。
- スウェーデン 96.0点
- フランス 92.0点
- カナダ 90.0点
- アメリカ 89.0点
- 日本 95.0点
- スイス 90.0点
ハーフパイプの採点は6か国の審判が出した最低点と最高点をのぞいた平均点で算出されるため、平野歩夢選手の2回目は91.75点となりました。
アメリカといえば、スノボ界のレジェンドであるショーン・ホワイト選手の国。
忖度があったと思われても仕方ないですね。
ネット上では、
- 平野歩夢の2回目を低くしてショーン・ホワイトのメダルの可能性を残した
- ショーン・ホワイトが3回目を失敗したので、平野歩夢の3回目には高い採点をつけた
…などという憶測も飛び交っていますよ。
アメリカのジャッジがつけた低い採点に、アメリカの実況解説者も激怒していました。
簡単に言うとアメリカの解説者は…
はぁ❓9 1. 7 5の2位⁉️
ちょい待てやっ💢
間違ってんじゃねぇのか⁉️⁉️
どうして…⁉️💢
あり得んだろ‼️
あり得んだろぉぉぉーーが💢‼️💢‼️
9〜1.7〜5〜⁉️💢⁉️💢ってな感じでブチギレている#平野歩夢 #スノーボード #ジャッジ pic.twitter.com/jiljDFQZeC
— ⁑ ricomai 🇯🇵 リコマイ ⁑ (@sakuraironoharu) February 11, 2022
審判団の名前を調査
平野歩夢選手が金メダルを獲ったハーフパイプ決勝の審査員は一体誰なのでしょうか?
調べてみたところ、審査団は6か国から選出されていました。
スウェーデン…Fredrik Westman
フランス…Julien Haricot
カナダ…Carter Smith
アメリカ…Jonas Brewer
日本…橋本涼
スイス…Markus Betschart
情報元:https://slate.com/culture/2022/02/ayumu-hirano-2022-olympics-halfpipe-why-did-the-snowboarding-judges-disrespect-him.html
平野歩夢選手の2回目に89点をつけたアメリカのジャッジはJonas Brewer(ヨナス・ブリューワー)氏でした。
記事によると、ヨナス・ブリューワー氏は審判経験20年以上のベテランなのだそう。
ヨナス・ブリューワー審判🇺🇲?
20年以上の審判経験 😳#Beijing2022#スノーボード男子ハーフパイプ
批判の声殺到の平野歩夢の2本目はミスジャッジだったのか…最終的に審判を救った歴史的な逆転金メダル(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) https://t.co/DoPSZ3OhJd
— HS 2O8 (アノHSではない) 五爪龍ノ皿 Spikevax®️モモモ (@MaKyo222) February 12, 2022
また、別のアメリカの記事を読んだ人のツイートによると、ヨナス・ブリューワー氏は以前から平野歩夢選手がショーン・ホワイト選手よりもすごいと認識していたようです。
平野歩夢選手2回目のrunに89点を出した米国人ジャッジのJonas Brewer氏は、既に2017年の時点で、平野選手がショーンホワイト選手を上回る実力にあることは認識済みだったんだな
Ayumu Hirano JudgeShaun White finishes third in first halfpipe contest of Olympic seasonhttps://t.co/NsAc156SZC
— 鋤柄 充(Mitsuru Sukigara) (@MitsuruSukigara) February 11, 2022
ヨナス・ブリューワー氏は平野歩夢選手のほうが実力があると思っていたのに、低い点数を付けた…。
つまりそれは、母国アメリカへの忖度か、ショーン・ホワイト選手への余計なお世話だったということでしょうか。